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衣替え、園児の歌声も軽やか 東松島・矢本はなぶさ幼稚園

夏服に身を包み、元気いっぱいに歌う園児

 衣替えの初日になった3日、石巻地方の制服のある幼稚園や中学、高校は、紺色などの冬服から白色のシャツやブラウスの夏服に装いを変えた。

 東松島市赤井の私立矢本はなぶさ幼稚園(園児95人)でも、セーラー服を長袖から半袖に切り替え、帽子もフェルトから麦わら帽子に衣替えした。

 園は、雨の影響で5月31日の遠足で中止になったスタンプラリーを振り替えて実施。この日もあいにくの雨空だったが、軽やかな服装の園児がスタンプを押す役の職員を探し回り、園内は楽しげな声に包まれた。帰りの会では「すずめがサンバ」などの童謡を元気いっぱいに歌った。

 年長の木村環花(かんな)ちゃん(5)は「夏服は白と紺色が入っていてかわいい。涼しくて好き」と喜んだ。

 仙台管区気象台によると、県内には3日、この時期としては強い寒気が流れ込んだ。石巻の最高気温は16.6度(午後0時50分)で、4月下旬並みだった。

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