復興支援の芸能祭 東松島に県内外から15団体 歌謡や踊り楽しむ
県内外の団体が郷土芸能や演歌舞踊などを披露する「第46回復興支援ふれあい大芸能祭」が2日、東松島市コミュニティセンターで開かれた。400人以上が来場し、歌や踊りを楽しんだ。
同市のボランティア団体「ひがしまつしまサンフラワー」が主催。福島県郡山市の「逢瀬ひょっとこ連」、仙台市の「やっと連仙台」など県内外から約15団体が出演した。
逢瀬ひょっとこ連は、会員が色とりどりの着物にひょっとこやおかめの面を身につけ、傘や扇子を使い軽快に踊った。観客に面を渡し、一緒に踊る場面もあった。「やっと連仙台」は姉妹都市である徳島市の阿波おどりで会場を盛り上げ、観客に踊り方を教えた。観客は出演者とふれあいながら踊りの楽しさを味わった。
芸能祭は、サンフラワー代表の三浦敦夫さん(77)が東日本大震災後の2012年、仮設住宅の住民を元気づけようと歌手のコンサートを開催したことから始まった。
三浦さんは「心の復興支援は今も必要なので、毎年充実した内容を届けていきたい。楽しんで良い思い出にしてほしい」と話した。
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