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危険から身を守ろう 「こども手帳」、石巻市教委に贈呈 公衆電話会宮城支部

宍戸教育長(左)に手帳とCDを手渡す渡部副支部長(中央)と井上副理事

 公益財団法人日本公衆電話会宮城支部は7日、石巻市教育委員会に、公衆電話の使い方や交通ルールなどを記した「こども手帳 みんなで守ろう社会のルール」を2260部とCD版33枚を贈呈した。

 こども手帳は、災害や犯罪、交通事故などの危険から子どもたちの身を守ろうと同会が作成している。贈呈された手帳は、従来の内容にスマートフォンやインターネットの安全な利用方法と、国連の持続可能な開発目標(SDGs)についての記述を加えて再編した。

 石巻市役所で行われた贈呈式では、宮城支部の渡部邦明副支部長と井上達彦副理事が、市教委の宍戸健悦教育長に手帳を手渡した。

 渡部副支部長は「子どもたちの安心・安全のために多様な角度から有用に使える。夏休み前に親子で読んでもらいたい」と話した。

 宍戸教育長は「災害時の携帯電話がつながらない際には公衆電話が活躍する。子どもにかけ方を知ってもらうことは重要だ」と述べ、感謝した。

 こども手帳は、市内の小学校の5、6年生に1冊ずつ、CD版は各校1冊ずつ配布された。

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