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ごみゼロ願い清掃奉仕 石巻環境保全事業協組など187人、汗流す 上釜地区周辺

空き缶やペットボトルなどを拾う参加者

 公益社団法人県生活環境事業協会会員の石巻地区連絡協議会と石巻環境保全事業協同組合などは、石巻市門脇元明神の協業組合石巻浄化槽管理センター周辺で「ごみゼロ清掃奉仕活動」を行った。約1時間半の活動で計630キロのごみを拾い集めた。

 1日にあった活動には石巻廃棄物処理センター、石巻浄化槽管理センター、市職員ら187人が参加。上釜地区ふれあい広場の周辺道路や門脇流留線の道路脇など5カ所に分かれて取り組んだ。

 参加者は道路脇の草むらや、のり面の斜面に落ちている缶や瓶、ペットボトル、たばこの吸い殻などを拾い集めた。

 清掃活動は環境美化の推進を目的に1993年に始まり今年で25回目。5月30日の「ごみゼロの日」にちなみ、毎年実施している。

 今年は前日の5月31日にも同市双葉町周辺で活動した。自転車や廃タイヤなどが捨てられていたという。

 石巻地区連絡協議会の色川雅夫会長は「昨年よりごみの量は減ったが、人目に付きにくい場所などに捨てられている現状は変わらない。活動を続け、市民のマナー向上を呼びかけていきたい」と話した。

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