日米連携で浜清掃 演習参加兵ら、貢献活動 東松島・野蒜海岸
米軍の大規模統合演習「バリアント・シールド」で航空自衛隊松島基地(東松島市)に展開する米兵、空自隊員、東松島市職員などが15日、同市の野蒜海岸で清掃活動を行った。
同演習では、米空軍のF16戦闘機とその整備などを担う地上要員約100人が松島基地に展開している。15日は土曜日で訓練が休みのため、日米で地域貢献活動に取り組んだ。
渥美巌市長は開会セレモニーで、米側に向けて「活動に感謝したい。自然豊かな東松島の景勝地で、観光も楽しんでほしい」とあいさつ。参加者約280人は海岸で一列となり、空き缶やペットボトル、吸い殻などを拾い集めた。
清掃に先立ち、米兵らは市震災復興伝承館を見学。カリフォルニア州空軍所属のジェフ・アレン1等軍曹(38)は「東日本大震災から立ち直った地域の力を実感した」と述べた。
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