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友好都市・東根からサクランボ 幼稚園など16施設に届く 東松島

サクランボを受け取る矢本東保育所の園児たち

 東松島市の子どもたちに18日、友好都市の山形県東根市から特産のサクランボ「佐藤錦」60キロが届いた。東日本大震災の被災地支援をきっかけに毎年贈られ、今年で13回目。

 東根市と市認定農業者の会、市観光物産協会果樹園部会が主催し、東松島市の幼稚園と保育所、障害児施設の計16施設に計1100人分が贈られた。

 贈呈式が市矢本東保育所(園児105人)であり、東根市総合政策課の奥山紳哉課長補佐(47)ら2人が代表の園児に手渡した。園児たちは真っ赤なサクランボに笑顔を見せ、年長園児26人がお礼に歌を披露した。サクランボは給食で味わったほか、一部は自宅に持ち帰った。

 年長の石垣恵(けい)ちゃん(5)は「サクランボは大好き。今年も届けてくれてうれしい」と笑顔で話した。

 東松島、東根両市は東日本大震災前から民間での交流があり、2011年12月に友好都市と災害相互協定を締結した。

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