プラごみ分別収集 石巻市、2026年度以降開始 説明会や講座実施へ
石巻市議会は25日、本会議を開き、一般質問を続けた。市は導入を検討するプラスチックごみの分別収集について、2026年度以降の開始を目指す方針を示した。22年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」を受けて検討してきた。
市は分別開始に合わせ、住民説明会や出前講座を開いて市民に事業の趣旨や分別方法などを説明する考え。斎藤正美市長は「法律の目的や効果についても丁寧に説明し、市報などで広く周知したい」と答弁した。
現在はプラごみも可燃ごみと一緒に収集し、焼却処理で得られる熱エネルギーを自家発電などに利用している。石巻を除く県内市町村は、プラ製の容器包装などを分別収集している。
同法では容器包装のほか、ハンガーや歯ブラシといったプラ製品も含めてプラごみの一括収集を市町村に求めている。一括収集は県内15市町が実施しているという。
石巻市は昨年9月、市内の2地域を対象にプラごみを一括収集する実証実験を実施。容器包装や製品の割合などを調べた。
鈴木良広、阿部浩章、原田豊、谷祐輔の4氏が質問した。
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