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福島・桑折産モモ、食べて 町長らピンクの法被でPR 石巻青果卸売市場

 特産のモモを石巻地方などの消費者に届けようと、福島県桑折町の高橋宣博町長やふくしま未来農協(福島市)の佐藤広武理事ら6人が5日、東松島市赤井の石巻青果花き卸売市場を訪れ、PRした。昨年に続き2回目。

特産モモをPRした高橋町長(中央)ら

 高橋町長らは町観光協会PRキャラクター「ホタピー」が描かれたピンクの法被姿で、市場に集まった仲買人らにチラシなどを配った。高橋町長は「生産者が手塩にかけたモモを広く届けるため、ご協力いただきたい」と呼びかけた。

 この日は、桑折町産のわせ種「日川白鳳」3トンが入荷した。15日ごろ入荷予定の「あかつき」は1994年から皇室に献上され続けている最高峰品種。今年は空梅雨の影響で、糖度が平年より2度ほど高い14~15度になる見込みだという。

 約100人のモモ農家が所属する伊達果実農協(桑折町)の佐藤邦雄組合長は「石巻の皆さんには東日本大震災の風評被害で苦しんでいる時に支えてもらい、涙が出るほどうれしかった。恩返しのつもりでいいモモを作っていきたい」と話した。

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