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伐採、ポスト新設など要望 「動く市長室」で意見交換 石巻・荻浜

荻浜地区の住民から意見や要望を聞いた「動く市長室」

 石巻市は6月28日、斎藤正美市長が地域に出向いて住民と意見交換する「動く市長室」を市荻浜公民館で開いた。

 住民約20人が参加。斎藤市長は「皆さんの意見を直接伺い、まちづくりに生かしたい。すぐにはできないこともあるが、一つ一つ着実に取り組んでいく」とあいさつした。

 意見交換で住民男性2人は「道路沿いの草や枝が伸び、見通しが悪くて危険だ」と指摘。斎藤市長は「まずは現地を確認したい。私有林だと勝手に切るわけにはいかないが、なんとか対応したい」と応じた。

 郵便ポストの新設を求める声に対し、市総務部は「東日本大震災で(被災して)ポストが少なくなったこともあり、郵便局にお願いしているが、郵便の取り扱いが減っていて難しい部分があるようだ」と説明した。

 荻浜地区で多く見られるシカへの対策のほか、被災した消防ポンプ車小屋の基礎が残ったままのため対応を求める声も出た。

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