震災教訓と備え、学んで発信 中学生対象「かほく防災記者夏期講習」、参加者募集
三陸河北新報社は東日本大震災の教訓や災害への備えを学んで発信する「かほく防災記者」研修の夏期講習を29、30日、石巻市千石町の石巻河北ビルを会場に開きます。河北新報社と共催。県内の中学生を対象に、研修生を募集します。
研修では、災害の伝承と防災の担い手育成を目指します。29日は家族の避難行動を時系列で決めておく予定表「タイムライン」作りや防災食体験、新聞制作ワークショップを実施。30日は気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を視察します。事前に自宅の最寄りの避難先を確認したり、自分や家族の被災体験の原稿を書いたりといった課題に取り組んでもらいます。
受講は無料。応募には保護者の同意が必要です。定員は10人程度。研修会の様子や、研修生が書いた原稿は、紙面で紹介します。研修生は河北新報社の記事データベースを無料で使用できます。
河北新報オンラインニュースの登録フォーム、QRコードから申し込めます。締め切りは21日。
連絡先は河北新報社防災・教育室022(211)1591。メールはchugaku@po.kahoku.co.jp
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