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にぎやかに勾玉作り 特別支援学級、共同学習 交流通じ社会性養う

勾玉作りに熱中する生徒

 東松島市の矢本一、矢本二、鳴瀬未来の3中学校の特別支援学級が合同でものづくりを学ぶ共同学習が11日、同市宮戸の奥松島縄文村歴史資料館であった。全学年25人が参加し、勾玉(まがたま)作りを体験した。

 参加者は3センチ四方の「滑石(かっせき)」を石にこすりつけて削り、長円やダイヤなど思い思いの形に仕上げた。削った石粉で手を真っ白にしながら、にぎやかに作業した。

 矢本一中3年の鈴木葵さん(15)は「滴の形に石を削るのが楽しかった。共同学習では火起こし体験も予定され、楽しみ」と話した。

 共同学習は、他校や他学年の生徒との交流を通じ子どもたちの社会性を養おうと毎年実施している。本年度は同館などを会場に計7回行う予定。次回は8月29日、土器づくりを体験する。

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