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巡視船の雄姿ずらり 28日まで写真パネル展 東松島・矢本

歴代の巡視船の写真パネルが並ぶ展示会

 2002年から21年の「巡視船カレンダー」に掲載された、海上保安庁の船艇の写真222点を紹介するパネル展が、東松島市矢本西市民センターで開かれている。28日まで。展示終了後、パネルを希望者にプレゼントする。

 展示品は同市赤井の海上保安友の会会員、吉田国夫さん(76)が長年にわたり収集したもの。公益財団法人海上保安協会が発行するカレンダーの写真を切り取り、木材に貼ってパネルに加工した。

 県内はじめ舞鶴や福岡といった全国の海保所属の巡視船が一覧できる。中には宮城海保の「ざおう」や、4月に引退した鹿児島海保の「しきしま」もある。

 身辺を生前整理する「終活」の一環で処分を考えたが、「欲しい人に譲りたい」と考えて展示を決めた。吉田さんは「巡視船は役割に合わせて多様な大きさや形があり格好良い。興味がある人はぜひ見に来てほしい」と話した。

 パネルの譲渡は1人3枚まで。28日午後に来場できる人に限る。希望者は展示スペースにあるノートに氏名と連絡先を記入する。入場無料。午前9時~午後5時。最終日は正午まで。

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