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小中学生40人、技に磨き 日本空手協会石巻地区協議会が強化稽古

形の稽古に取り組む参加者

 日本空手協会県本部石巻地区協議会は15日、石巻市の桃生農業者トレーニングセンターで、8月の小中学生全国空手道選手権大会に向けた強化稽古を行った。参加した小中学生は技に一層磨きをかけようと熱心に取り組んだ。

 協議会に所属する石巻地方の7支部から、6月の東北大会出場者と、全国大会を控えた約40人が参加。小学校低学年と高学年、中学生の3グループに分かれて形や組手の練習に打ち込んだ。

 形の稽古では「予選形」と呼ばれる6種類を繰り返した。足さばきや技を止める瞬間などのポイントについて協議会の指導者に教えられながら、威勢の良い掛け声を会場に響かせた。

 全国大会に出場する石巻中央支部の高橋杏奈選手(15)=蛇田中3年=は「一人一人が集中し、良い緊張感で練習できる。全国では一戦一戦力強く技を出せるようにしたい」と意気込んだ。

 全国大会は8月3、4日に静岡県袋井市で開かれる。同協議会の高橋秀一郎運営委員長は「大会で金メダルを目指すのはもちろん、武道精神や相手への感謝や敬意を持つ心を育んでほしい」と語った。

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