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石巻・子どもセンターらいつ、利用登録1万人達成 ゲームなど企画し祝う

利用登録者1万人到達を祝うドミノ倒し「らいつスイッチ」にも取り組んだ
子ども自身が企画したカードゲーム大会

 石巻市立町1丁目の市子どもセンター「らいつ」で7月27日、利用登録者の1万人到達を祝うイベントが開かれた。センターを利用する子どもが中心となってゲームやカラオケ大会などを企画し、市内の幼児や小中高生約180人が多彩な催しを楽しんだ。

 センターの利用に使う「らいつカード」の登録者は7日、1万人に達した。イベントは施設の利用方法について意見を出し合う「らいつ会議」に参加する子どもたちが発案。約2カ月間の準備を経て開催した。1万人達成の記念撮影をはじめ、カード、テレビゲームの大会、宝探しといった催しを終日繰り広げた。

 ゲーム大会はグループや個人のトーナメントで優勝を競った。企画した同市石巻小6年の塩崎宏和さん(12)は「カードを貸し出し、みんなで楽しめるように工夫した。思った以上ににぎやかになってうれしい」と話した。

 センターは18歳までの子どもや保護者らが自由に過ごすことができる施設として2014年にオープン。子どもが中心となって運営することに重点を置いてきた。

 イベントを担当したスタッフの佐藤雄貴さん(32)は「準備を通して主体性を発揮する姿を見ることができ、子どもたちの成長を感じられた」と語った。

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