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カメラリポート > 語り芝居、遺志引き継ぐ 石巻出身俳優・鈴鹿景子さん一周忌

 石巻市出身の俳優鈴鹿景子さん(1955~2023年)がライフワークにした語り芝居「八月の蒼(あお)い空」が、7月18日の一周忌を機に古里・石巻でよみがえった。22日、同市中央2丁目の春潮楼であった「鈴鹿景子メモリアル・シアターライブ」で俳優仲間らが東京から集合し、反戦と平和を訴えてきた鈴鹿さんの遺志を引き継いだ。

鈴鹿さんが高校生まで愛用したピアノを弾く古賀久士さん(左)。朗読は市川洋子さん(中)と富田周一さん。3人とも鈴鹿さんとの縁で東京から駆けつけた
「感無量」と感謝する鈴鹿景子事務所プロデューサー鬼嶋英治さん(右)と俳優仲間の石川久美子さん(左)、杉本朋美さん。鈴鹿さんの遺志を受け継ぐことを決意した
朗読の合間に行われたミニライブ。ドラムは春潮楼3代目の佐久間令さん(奥)。東日本大震災で空き地に野ざらしになっていたピアノを救出し、店に保管し再生させた
公演が終わり店の外で交流を深める出演者たちと観客。鈴鹿さんの思い出話が尽きなかった

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