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飲酒運転根絶へ決起 署名1883人分、石巻署に提出 県トラック協会石巻支部

署名簿を赤間署長(左)に手渡す武山支部長

 公益社団法人県トラック協会石巻支部は7月、飲酒運転根絶総決起大会を石巻市重吉町の同支部で開き、武山孝好支部長が加盟する128事業所、1883人分の署名簿を赤間博之石巻署長に提出した。

 武山支部長は「1人の身勝手な行動で多くの人を悲しませることがないよう、経営者、従業員、社員の家族が団結して飲酒運転の根絶に努めよう」と決意を表明した。

 赤間署長は多賀城市の国道45号で、仙台育英高の生徒3人が飲酒運転のRV車にはねられて死亡した事故から19年となったことを挙げ「地域で悲惨な事故を起こさないように、トラック協会の方々が他の模範となって交通安全に取り組んでほしい」と呼びかけた。

 石巻支部青年部の佐々木真一副支部長が根絶宣言をし、石巻署の佐藤康治交通課長が講話し、同署管内で飲酒運転の摘発数が昨年より減っていることなどを説明した。

 大会は7月12日にあり、支部の関係者53人が出席した。

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