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小学生がプロと交流 復興支援サッカー教室、女川で初開催 横浜FC運営クラブなど

サッカー教室で技術を披露する(手前左から)遠藤選手と村田選手

 サッカーJ2横浜FCを運営する横浜フリエスポーツクラブ(横浜市)と、パートナー企業の爽健グローバル(東京)などは、東日本大震災の復興支援を目的とした小学生対象の大会「スマイルチャレンジカップ」と現役選手によるサッカー教室を女川町で開いた。

 大会には県内を中心に山形、福島、茨城、千葉各県から計17チームが参加。町総合運動公園を会場に、予選リーグと決勝トーナメントで優勝を争った。

 WACK女川スタジアムであったサッカー教室には、横浜FCのGK遠藤雅己、MF小倉陽太、ともにFWの室井彗佑、村田透馬の若手4選手が参加。子どもたちはリフティングで一緒にボールをつないだり、パスを受けてシュートを打ったりして、プロとの交流を楽しんだ。

 爽健グローバルは「笑顔道鍼灸接骨院グループ」を運営し、震災直後から石巻地方をはじめとした被災地の避難所などでボランティア活動を展開。横浜FCと協力した復興支援活動にも取り組み、昨年までは福島県で実施していた。女川での開催は今回が初めて。

 福田秀人社長は「大会を通じて震災のことを考え、伝えてもらう機会にしたい。今後も継続して開催していきたい」と話した。

 大会と教室は7月20~22日に開かれた。

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