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親子で遊ぼう「きっず広場」、10月4日再開 遊具拡充 東松島市スポーツ協

カラフルな遊具が並ぶきっず広場。体育館のフロアを思う存分走ることもできる

 東松島市スポーツ協会が未就学児の運動機会創出のため、毎週金曜日に市民体育館の一角に開設する「きっず広場」が10月4日、リニューアルして再開する。走る、跳ぶ、はうなど運動発達に必要な36の基本動作を取り入れた遊具を増やし、より充実した設備で子どもたちを迎える。

 広場はリニューアルに向けて4月から休止していた。ボールプールや平均台など10種類ほどだった遊具を約15種類に増設。マットを敷いたフラフープのトンネルを通ってバランス感覚を養うものや、低く張ったネットの下をくぐるものなどは、職員が新たに手作りした。

 担当者で幼児体育指導者の田辺恵理さん(47)は「自分の子どもに『もっとこういう運動をさせたかった』という思いがある。運動が苦手な保護者でも、広場で子どもに体をいっぱい動かしてもらい、スポーツを好きになってほしい」と話す。

 広場は、親子で体を動かす楽しさを知ってもらおうと2019年に開始。体育館の一般開放日に合わせて開設することで、利用者が少ない日中の体育館活用にも役立っていた。新型コロナウイルスの流行で実施を見送っていた時期もあったが、昨年は夏祭りのイベントも開くなどし、多くの親子が運動を楽しんだ。

 田辺さんは「今後は幼児教育の先生を招いた講座やイベントを開催するなど、遊具も増やしながらさらに充実した広場を目指していく」と話した。

 リニューアルオープン後の開設は10月18日、11月8、29日を予定。12月以降は、利用状況などを確認しながら決める。時間は午前9時~11時半。対象は未就学児とその保護者。保護者は体育館使用料が必要で、市内在住者は200円(市外600円)。連絡先は市スポーツ協会0225(82)9030。

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