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東松島市議会 農業委員と課題共有 担い手不足、懇談会で提起

市議と農業委員が活発に意見を交わした懇談会

 地域の課題を共有し市政に反映させようと、東松島市議会は市農業委員会との懇談会を開いた。市議9人、委員10人が3班に分かれ「農業における担い手の確保」を中心議題に意見を交わした。

 意見交換では後継者不足や資材高騰、気候変動対策などの話題が提起された。参加した農業委員は「農業はもうからないから担い手もいない」「国の補助事業は複雑で、作物によって補助が受けられないなど適用要件が厳しい」などと現場の声を伝えた。市議は意見に耳を傾けメモを取った。

 あいさつで佐藤栄宏・市農業委会長は「資材高騰など農業の現場は大変厳しい。それが担い手不足にもつながっている」と話した。小野恵章議長は「課題について共通認識を持ち、市政に反映できるよう頑張っていきたい」と語った。

 懇談会は本年度1回目で21日にあった。開かれた市議会を目指して毎年開催している。

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