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「十三浜は自然豊か」小学生体感 ふるさと子どもカレッジ 川で生き物探し 石巻

小川にすむ生き物を探す児童たち

 石巻の自然・文化・歴史を体験して豊かな心を育む「ふるさと子どもカレッジ」(石巻市教委主催)が8月24日、同市北上町十三浜の石巻・川のビジターセンターなどで開かれた。市内の小学5、6年生計10人が参加し、川にすむ生き物の観察や砂浜の清掃に取り組んだ。

 センター敷地内を流れる小川で生き物を探した。子どもたちは川に入って岩をひっくり返したり、網を入れたりして、モクズガニやトビケラの幼虫、スジエビなどを見つけ、図鑑で生態を調べた。

 また、海洋ごみの問題に関心を持ってもらおうと、北上川の河口付近で空き缶などのごみを拾った。同市万石浦小6年の杉山虎太郎さん(11)は「住んでいる地域が自然豊かな場所だと改めて感じた」と喜び、同市前谷地小6年の佐々木一真さん(11)は「生き物はいたが、数が少なかった。その理由や増やす方法も考えたい」と話した。

 本年度の子どもカレッジは3回目。7月7日に始まり、これまではジュニアリーダーに関する説明を受けたりポップアート作りに挑戦したりした。12月7日まで計7回開催する。

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