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みこし、威勢良く 石巻・蛇田高玉神社、夏祭りにぎわう

大きな掛け声を上げながらみこしを担ぐ実行委メンバーら

 石巻市蛇田の高玉神社で7日、第38回高玉夏祭り(実行委員会主催)があり、ステージでの演奏やパフォーマンス、みこしで境内がにぎわった。

 ステージでは蛇田中吹奏楽部の演奏や歌謡ショー、ダンスパフォーマンスなどが披露され、地元スポーツ少年団の紹介もあった。

 実行委や地元の子どもたちによるみこしが神社前の道路を練り歩き、威勢のいい掛け声が響いた。蛇田小の鼓笛隊が初参加でパレードし、沿道で多くの来場者が演奏を楽しんだ。

 境内にはかき氷やたこ焼きなど約15の出店やキッチンカーが並び、親子連れなどが祭りを満喫した。家族で訪れた同市向陽小5年の三橋一葵さん(10)は「このお祭りは初めて来た。鼓笛隊やおみこし、出店もあって楽しい」と話した。

 祭りは35回目まで高玉青年会が主催していたが、その後は地区の若手有志でつくる実行委が引き継いだ。高橋昌伸会長(44)は「祭りを通して子どもたちに喜んでもらえれば、子どもたちの笑顔を見てみんな幸せになれると思う。体力が続く限り続けていきたい」と語った。

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