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ご当地ヒーロー「海斗」20周年 石ノ森萬画館でフェス 新テーマソングを披露

ミニライブで新曲を熱唱する(左から)影山さん、遠藤さん、きただにさん
ポーズを決めて海斗と記念撮影する来場者

 石巻市のご当地ヒーロー「シージェッター海斗」のデビュー20周年を記念したイベント「KAITO(カイト)FES(フェス)2024」が14日、同市中瀬の石ノ森萬画館前の特設会場で開かれた。海斗の「20歳」の節目を祝おうと、県内外から大勢のファンや親子連れが詰め掛け、ショーや記念撮影などを楽しんだ。

 20周年を記念して作られたテーマソング「未来(あした)へ進め! シージェッター海斗」が同日発表され、歌を担当した歌手遠藤正明さん(石巻市出身)、影山ヒロノブさん、きただにひろしさんがミニライブで披露した。海斗のテーマや「たたかえ!!シージェッター海斗」などを含む計9曲を披露し、力強い歌声に大勢のファンが拳を突き上げ盛り上がった。

 20周年を記念して書き下ろした海斗の新シナリオによるショーなどもあり、親子連れなどが海斗の誕生前の秘話に基づく迫真のショーに引き込まれた。

 家族4人で訪れた秋田県羽後町の美術館職員安田悠花さん(33)は「何度も萬画館を訪れているが、初めて生で見られて感激した」と話した。長男三平ちゃん(4)は「海斗は格好良くて優しかった。一緒に写真を撮ってもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。

 海斗は「マンガのまち・石巻」を全国に発信するため、子どもたちがあこがれを抱くヒーローをつくろうと、萬画館開館から2年8カ月後の2004年3月、同市ゆかりの漫画家、故石ノ森章太郎さんの未発表作品をモチーフに誕生した。

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