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災害安否、伝言ダイヤル活用を 防災士らPR活動 石巻

災害伝言ダイヤルを体験する来店者

 大規模災害発生時の安否確認に活用できる災害伝言ダイヤル(171)の使用法を周知しようと、石巻市防災士協議会は8日、同市あけぼの1丁目のイトーヨーカドー石巻あけぼの店でPR活動を行った。

 協議会の会員や日本公衆電話会宮城支部の船形信浩事務局長ら約10人が参加。伝言ダイヤルの使用方法をまとめた「災害時の連絡方法のてびき」や、内容を要約した小冊子を入れたポケットティッシュ各600部を買い物客に手渡した。

 伝言ダイヤルを体験できるコーナーも設け、来店者は公衆電話型のデモ機を使って実際に伝言を残すなどし、使用方法を確かめた。

 伝言ダイヤルは災害時に開設される。171に電話し、音声ガイドに従って固定電話や携帯電話の番号を入力して安否情報を録音、再生できる。毎月1、15日などに利用が体験できる。

 協議会の井上達彦会長は「災害時にスムーズに安否確認ができるよう、家族などで番号を決めて体験してほしい」と呼びかけた。

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