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女性同士、地域づくりへ活発議論 東松島でワークショップ 20~40代が参加

 東松島市内で活動する女性が交流し、自己実現の方策や理想の地域づくりを探るワークショップ「ひがまつDEネットワークミーティング」が15、16の両日、矢本西市民センターで開かれた。ゲームを通じてチームづくりを体験し、地域の今後を話し合った。

地域の課題を活発に話し合う参加者ら

 2日間で延べ15人が参加。市内企業の代表者や子どもの居場所づくりなどに取り組む20~40代が集まった。カードやボールを使ったゲームに全員で取り組み、協力や目標の共有の重要性を体感。班に分かれて自身の長所や活動で学んだことを語り合って共有した。

 地域課題やその解決策を議論する場では「学力が低い東松島での子育てに不安を覚える」「自治会など既存の地域組織を壊すのではなく、新たな関係性をつくればいいのでは」など活発な議論を展開した。

 イベントは国の地域女性活躍推進交付金を活用し初開催した。市の主催事業で、南三陸町のNPO法人ウィメンズアイが企画した。市市民協働課の担当者は「ここで生まれた参加者同士のつながりを次の取り組みにつなげたい」と話した。

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