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SDGsへの関心高めて フェスで理念啓発 石巻市、イオンモール石巻

新聞紙を使った水切り袋作りに挑戦する子どもら

 国連の持続可能な開発目標(SDGs)への関心を高めてもらう「SDGsフェス」が、石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻で開かれている。パネルやポスター展示などを通じてSDGsの理念を啓発している。市とイオンモール石巻の主催。

 14日は、新聞紙で簡単に作れる生ごみの水切り袋のワークショップや、電動カートの試乗会があった。

 ワークショップは1時間ほど開催し、家族連れなどが参加。生ごみに含まれる水分量が多いと燃焼効率が悪くなり、ごみ処理費用がかさむことなどを学びながら、新聞紙を折ったり、形を整えたりして5分ほどで完成させた。

 北上川のヨシを使った紙すきの体験や同市大谷地小の教員によるサイエンスショーもあり、来場者の関心を集めた。

 大谷地小4年の高橋佑華さん(10)は「学校や自宅でリサイクルに取り組んでいる。これからも、ごみを出さない方法や分別について考えていきたい」と話した。

 イオンモール石巻では23日まで、市や大谷地小、開北小などのSDGsの取り組みを写真やポスターで紹介している。

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