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女川原発2号機で水漏れ 外部への影響なし 東北電

 東北電力は20日、女川原発2号機(女川町、石巻市)原子炉建屋の管理区域内で、制御棒を動かす水圧系統の弁から計4リットルの水が漏れていたと発表した。放射能濃度は検出限界未満で、外部への影響はないという。

 東北電によると、同社社員が19日午後11時半ごろ、建屋地下1階で、制御棒全137本にそれぞれ設置する水圧系統のうち、六つの系統の弁から水が漏れているのを確認した。

 東北電は、再稼働に向けて同日実施した水圧系統の動作テストで圧力を高めたり下げたりした影響で、弁棒を押さえる軸封部のパッキンの力が弱まったことが原因とみている。全ての弁の軸封部をより強く締め直す対策を施した。

 水圧系統は昨年8月に全ての弁を分解点検しパッキンを交換していたという。

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