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町を展望し魅力再確認 放課後楽校・特別講座 女川小児童、黒森山登る

黒森山から町中心部の景色を眺める児童ら

 女川町にある黒森山に女川小(児童210人)の児童が登り、町の魅力に触れる特別講座が9月30日、現地で開かれた。

 町教委などが放課後に開いている「おながわ放課後楽校」の特別講座として実施。1~6年生計15人が、町教委職員や放課後施設「女川向学館」のスタッフとともに登山道を歩き、町中心部を一望できる展望台を目指した。

 約20分かけて展望台に着くと街並みを見渡し、小中学校や町役場、JR女川駅と併設の町営温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」などを探した。町教委や女川向学館のスタッフは石巻かほくの新聞記事を活用し、黒森山の標高や町内の山々について解説した。

 参加者の多くは黒森山に登るのが初めてとあり、同小で獅子振りの伝承に取り組む6年の佐藤弥里(いより)さん(11)と鈴木碧虎(あおと)さん(11)は記念の舞を披露した。

 1年の佐藤瞳衣さん(6)は「海がすごくきれいだった。山を登るのは大変だったけれど、頑張ったかいがあった」と喜んだ。

 女川小は日本新聞協会から、学校の授業などの教育現場で新聞を役立てる「NIE実践指定校」に指定されている。

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