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体力年齢知ろう 石巻市が測定会、市民35人参加 20~79歳、6種目に挑戦

上体起こしに挑戦する参加者たち

 20~79歳の石巻市民を対象にした「いしのまき市民健康体力測定会」が5日、同市総合体育館で開かれた。参加者は年代に合わせた6種目に挑戦し、自分の体力年齢を確認した。

 市が市民に体力や健康状態を確かめてもらおうと企画。20~64歳18人、65~79歳17人の計35人が参加した。参加者は共通種目の握力測定や上体起こし、長座体前屈に挑戦。20~64歳は反復横跳び、立ち幅跳び、20メートルシャトルラン、65~79歳は開眼片足立ち、10メートル障害物歩行、6分間歩行も行った。参加者は各種目の記録を基に得点を付け、A~Eの5段階で評価。実年齢と体力年齢を比べた。

 同市駅前北通りの主婦松川久美子さん(73)は自分の体力を確かめようと参加。松川さんは「以前は運動していたが今は家事くらいでしか動かない。結果を見て、生活に運動を取り入れたい」と話した。

 友人と2人で測定に挑戦した同市中野の公務員今野翔稀さん(23)は「普段から卓球やジム運動しているが、立ち幅跳びでは記録が伸びなかった。頑張って痩せたい」と意気込んだ。

 測定会はスポーツ庁の「体力・運動能力調査」の一環。会場では、筋肉量や体脂肪率などを測定するインボディ(Inbody)体験や血圧測定、市職員による健康相談会もあった。

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