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色彩模様いしのまき <オレンジ> ほや酔明(石巻市流留)

ほや酔明の箱詰め作業。おなじみの箱に一つ一つ丁寧に入れられる。石巻市内では、いしのまき元気いちばや石巻うまいものマルシェなどで購入できる
製法はシンプル。塩などで味付けしたホヤを乾燥させ、裁断機で食べやすくカットする

<風味を凝縮、旅のお供に>

 ホヤを思わせる色合いのパッケージに、風味とうま味を凝縮した味わい。石巻市流留の水産加工会社「水月堂物産」の乾燥珍味「ほや酔明」は、同市を象徴する土産品として知られる。

 1982年の東北新幹線開業に合わせて発売した。阿部芳寛会長(72)がパッケージデザインも含めて商品開発し、車内でのワゴン販売品の一つに選ばれた。ほぼ車内での取り扱いだったが、車内販売の縮小に伴い駅の売店や土産品店にも並ぶようになった。

 楽しく酔える酒席をイメージした「酔明」シリーズ。新型コロナウイルス禍を機にカキやホタテ、シャケなども登場し、現在は12種類がそろう。ホヤを筆頭に宮城の味を堪能できるシリーズへ進化し続けている。

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