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「ブルー」基調 道の駅・東松島に登録証、来月27日開業 県内19カ所目

ブルーインパルスの青を基調とした飲食スペース。室内灯はブルーが空に描くスモークをモチーフにした
田中所長(左)から登録証を受け取る渥美市長

 東松島市が三陸沿岸道上り線矢本パーキングエリア(PA)隣接地に整備を進める道の駅「東松島」の登録証伝達式が21日、現地であった。道の駅は県内19カ所目で、11月27日に開業を予定する。

 東北地方整備局仙台河川国道事務所の田中誠柳所長が渥美巌市長に登録証を手渡した。田中所長は「立地条件を生かして観光客に市の魅力を実感してもらい、交流人口が拡大することを期待する」と述べた。

 渥美市長は「登録証を受け取り感激もひとしお。三陸道利用者のサービスを向上し、地域の1次産業を振興したい」と語った。

 道の駅は鉄骨2階の飲食物販棟、トイレと観光案内施設、コンビニの各棟で構成。物販スペースには約150の個人・企業が農産物や海産物などを出品する。

 内外装には同市の航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」の意匠をちりばめ、青を基調とした備品や、並んで飛ぶブルーのスモークを思わせる室内灯などを配した。

 総事業費は約23億円で、一部に国の補助金を充てた。災害時の一時避難場所としての活用も見込み、食料などの備蓄スペースも整備した。当日は午前10時から記念式典があり、午後1時に開業する。

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