ふるさとまつり 日本庭園と新米、石巻・前谷地の魅力PR おにぎりの振る舞いも
石巻市前谷地地区の魅力を発信する「第8回新米ふるさとまつり」が20日、地区内の国指定名勝「斎藤氏庭園」で開かれた。
河南地域住民自治協議会前谷地地区部会の主催。地元産の新米を部会女性部が炊き上げ、来場者にササニシキとひとめぼれのおにぎりのセットを配った。それぞれのコメのブランド名の由来を解説した用紙も添えた。
地元出身の日本画家佐藤健太郎氏が指導するワークショップがあり、参加者は庭園などに用いる関守石に銀箔(ぎんぱく)を貼ってひもを結び付け、文鎮を手作りした。庭園内のツアーや市河南西中吹奏楽部による演奏、市前谷地小児童の笠松太鼓のパフォーマンスもあった。
地区内の農家三浦亜耶さん(41)は「笠松太鼓が元気の良い演奏だった。新米のおにぎりは自宅にいる祖母と一緒に味わうのが楽しみ」と話した。
斎藤達彦部会長は「日本庭園や新米を通して、住民の皆さんに地元の長所に気付いてほしい。地域外の人に前谷地地区をPRするきっかけにもつなげていきたい」と語った。
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