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芸術の秋に「にっこり」 住民が作品展示132点 石巻・北上地区

花の壁飾りや着物のリメイク品が展示された「にっこり美術館」

 石巻市北上地区住民による手芸作品や、保育園児らが制作した図画などを展示する「にっこり美術館」が10月27日、市北上公民館・市北上総合支所で開かれた。

 132点を展示。住民が着物の帯をリュックに仕立てたリメーク品や、北上総合支所が開催したシニア向け講座で制作されたつまみ細工の壁飾り、クラフトバンドのかばんなどで、繊細な技術が光った。

 相川保育所と北上こども園の図画作品なども展示。画用紙や折り紙などで作ったキノコやカボチャ、おばけなど、旬の食べ物やハロウィーンをテーマにした子どもたちの愛らしい作品が並んだ。来場者はじっくり眺め、芸術の秋を楽しんだ。

 石巻市新栄2丁目のパート宮本綾(りょう)さん(28)は「細やかな技術が見えてすごい。いろいろな材料を使っているので、見応えがある」と話した。

 北上地区を盛り上げる「北上にっこりまつり」と同時開催された。

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