女川原発２号機、きょう発電再開　東北電

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　東北電力は２日、１０月２９日に再稼働した女川原発２号機（女川町、石巻市）で、３日に発電を再開すると発表した。タービン起動後に予定していた振動を抑える調整が不要になったため、７日を見込んでいた発電再開を前倒しした。

　２号機は原子炉起動後、３０日未明に核分裂反応が安定的に継続する「臨界」状態に到達。原子炉で発生した蒸気を供給し、タービンを今月１日午後８時４６分に起動した。

　３日は発電機をタービンにつないで電気をつくり、送電線を通じて女川原発外の送電系統に送り出す。その後は原子炉出力を徐々に高め、最大出力到達を目指す。

　到達後に原子炉をいったん停止し、設備の安全確認を実施。再び原子炉を起動し、最終的な検査や原子力規制委員会の確認などを経て１２月ごろの営業運転開始を予定する。