石ノ森萬画館23周年　来館者400万人達成　シージェッター海斗と祝う

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　石巻市中瀬の石ノ森萬画館の来館者が３日、４００万人に達した。２００１年の開館から２３周年、「まんがの日」に迎えた節目を来館者やスタッフが祝った。

　４００万人目の来館者は市内の親戚ら６人と来館した角田市の小学１年堀畑はるさん（６）。企画展を見に初めて来館した。堀畑さんは「うれしい。展示やワークショップが楽しみ」と笑顔で話した。

　記念式典には石巻市のご当地ヒーロー「シージェッター海斗」も駆けつけ、一緒にくす玉を割って節目を祝った。堀畑さんには来館証明書と同館のオリジナルグッズなどが贈られた。

　萬画館は０１年７月に開館した。東日本大震災による被災と新型コロナウイルス感染拡大の影響で計約２年間休館。約２１年の営業で４００万人が来場した。月平均では１万５６２５人が来場した。

　同館を運営する街づくりまんぼうの木村仁社長は「１０周年で震災、２０周年でコロナ禍と節目に大変な状況に置かれたが、ここまでこれたのは足を運んでくれた皆さまのおかげ。これからもご支援いただきたい」と述べた。

　同日は恒例イベント「マンガッタン文化祭」もあり、多くの子ども連れでにぎわった。「オカシな！？ミュージアム」との題にちなみ、お菓子をモチーフにしたゲームやワークショップなどで盛り上がった。