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エコと省エネ、身近に 石巻市が環境フェア 間伐材で木工品づくり体験

ウグイス笛作りに取り組む環境フェアの来場者(右)

 石巻市は3日、「環境フェア2024」を同市開成のマルホンまきあーとテラス(市複合文化施設)で開いた。来場者がさまざまな催しを通して、リサイクルや省エネルギーなどについて考えた。

 約20の企業や団体などが活動内容の紹介やエコ体験といったブースを設置。電気代の高騰が続く中、節電商品の紹介コーナーが来場者の関心を引いていた。市は国連の持続可能な開発目標(SDGs)を紹介するパネルを掲示した。

 官民でつくる「みやぎグリーン購入ネットワーク」(仙台市)は、間伐材を使った木工品づくり体験を実施。立ち寄った市民が鳥の鳴き声に似た音を出す「バードコール」や、竹を使ったウグイス笛の製作に取り組んだ。

 家族と訪れた同市釜小1年横山昴大君は、自ら作ったウグイス笛をさっそく吹き「いい音が出た。虹みたいにいろいろな色を塗ってみたよ」と出来栄えに満足げだった。

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