骨髄バンクに理解と登録を 石巻で「いのちの輝き展」 9日まで
骨髄バンクへの理解と登録を呼びかける「いのちの輝き展」(石巻骨髄バンクの会主催)が、石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻で開かれている。9日まで。
会場では「将来、画家になる」という夢を抱きながら、1990年に白血病のため7歳で亡くなった三瓶彩子さん(東京)が闘病中に描いた絵画約30点を展示。骨髄バンク登録の流れ、ドナーの声、元気になった患者からのメッセージなども紹介している。
石巻骨髄バンクの会は1992年発足。イオンモール石巻が開業した2007年から毎年、いのちの輝き展を年2回開いている。
会によると今年6月の開催時、過去に展示を見たという来場者が看護師になって再訪してきた。小野喜代人代表(72)は「関心を持った人が医療の現場に進んでくれてありがたい。これからも展示を通じて多くの人に骨髄バンクのことを知ってもらいたい。そして、勇気を持って登録してほしい」と呼びかけた。
午前10時~午後9時。9日は午後4時まで。
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