石巻を応援 マイナビ仙台、海岸清掃や教室展開 9日の試合に市民招待
サッカー女子、WEリーグのマイナビ仙台はスポーツを通じた石巻地方の活性化を目的に「石巻応援プロジェクト」を展開している。石巻市内での海岸清掃やサッカー教室を通して地域住民と交流。9日のリーグ戦・セレッソ大阪ヤンマー戦(仙台市のユアスタ仙台)は「石巻応援DAY」と位置付け市民を無料招待する。申し込みは7日まで。
10月27日に同市雲雀野海岸で行った清掃活動には、マイナビ仙台のユース選手やスタッフ5人を含む計54人が参加した。ビーチクリーン活動を定期開催する一般社団法人「石巻海さくら」が協力した。
海岸線沿いの約300メートルの区間を2時間かけて歩きながらごみを拾い、約30袋分を回収した。ユースの選手たちは「海岸にこんなにごみがあると思わなかった」と驚いた様子だった。
23日にはユーススタッフ2人が同市鹿又のメロン保育園を訪れ、サッカー教室を開催。園児と一緒にミニゲームなどを楽しんだ。
石巻応援DAYは午後1時に試合開始。石巻応援ムードを盛り上げるため、市桜坂高の生徒が考案した非常食やお菓子、石巻の特産品の販売会がある。ハーフタイムにはご当地ヒーロー「シージェッター海斗」がチアリーダーらと一緒にダンスを披露する。
マイナビ仙台を運営するマイナビフットボールクラブと市は2022年、スポーツ交流活動に関する協定を締結。スポーツを通じた健康増進や青少年の健全育成に向け連携事業を行っている。
応援DAYの観戦チケットの申し込みはQRコードから。連絡先は市スポーツ振興課0225(25)6471。
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