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地場産業の魅力満喫 東松島市産業祭に7300人来場 農産物の品評会も

市内で生産された野菜の品評会など、さまざまな催しで盛況だった産業祭

 東松島市の農水産業や商工業のPR、生産者の意欲向上などを図るイベント「復興感謝 第4回東松島市産業祭」が3日、市矢本東市民センター駐車場を主会場に開かれた。物販や体験などのブースが設けられ、約7300人が市の産業に触れた。

 市、いしのまき農協、県漁協4支所、東松島商工会などでつくる実行委員会が主催。市内産のノリやそばの販売や地元菓子店、キッチンカーなどが出店。老若男女が足を運び、思い思いに買い物などを楽しんだ。

 農産物展示品評会には51の個人・企業が計69点を出品。市内で生産されたネギやハクサイ、カキなどが会場に並んだ。キュウリを出品し金賞を取った同市赤井の柴田荘一さん(74)は「今年は暑さ対策が大変だった。20代から農家。動ける内は続けたい」と話した。

 民間のマルシェや航空自衛隊松島基地のPRなども同時開催した。隣接する東松島消防署では消防車の乗車体験や消火装備の試着などがあり、子どもらが笑顔で消防士になりきった。

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