実践、体感「消防フェスティバル」 防火意識の向上図る 石巻
15日まで展開中の秋の全国火災予防運動に合わせ、石巻消防署は10日、市民に防火を呼びかける「石巻消防フェスティバル2024」を石巻市恵み野3丁目のDCM石巻蛇田店前で開いた。消防車両の乗車や消火活動を体験できるコーナーが設けられ、訪れた親子連れが楽しみながら防火意識を育んだ。
店舗駐車場にポンプ車やはしご車、救急車などが並び、家族連れが乗車して記念撮影した。会場内を走る車両への試乗には子どもたちが長蛇の列を作った。防火服を着たり心肺蘇生を体験したりするコーナーもあり、消防士の気分を味わう来場者でにぎわった。
家族4人で訪れた東松島市根古の及川颯姫(さつき)ちゃん(4)は「はしご車に乗ったのが面白かった」と話した。兄斎(いつき)くん(4)は「救急車に乗れてよかった」と喜んだ。
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