日整全国大会 小学団体、石巻・木村柔道館が出場「多くの勝利目指す」 17日
石巻市の木村柔道館が17日、小学生が団体戦で戦う「第33回日整全国少年柔道大会」(公益社団法人日本柔道整復師会主催)に県代表として出場する。4月の県予選で優勝し、出場権をつかみ取った。第1回大会では優勝しており、11回目の出場となる今回もより多くの勝利を目指す。
県予選には石巻地方のチームも含め、計24チームが出場。小学4~6年生の5選手で構成し、トーナメント制で戦った。木村柔道館は、1回戦で全勝するなど順調に勝ち進んだ。
決勝の相手は、強敵ぞろいの柔学会南三陸JUDOクラブ(南三陸町)。中堅戦までは引き分けが続いた。副将戦に挑んだ阿部希信選手(10)=石巻市湊小5年=は「やってやる」と自分を奮い立たせ、得意技の一本背負いで一本勝ちした。
大将戦の森田亮選手(12)=同市向陽小6年=は、体重が自分の倍ほどあり、それまで勝ったことがなかった相手と対戦した。引き分けでも優勝が決まる状況。間合いを詰められないように組手を工夫し初めて引き分けに持ち込み、1勝を守り切った。
全国大会は東京・講道館で開かれ、開催地枠を含め48チームが出場。木村柔道館は初戦で長野県代表と戦う。森田選手は「チームのみんなは明るく元気で頼りになる。1試合でも多く勝ちたい」と意気込む。
全国大会に出場する選手は次の通り。
先鋒・山口璃子(山下4)
次鋒・木村徳真(中里5)
中堅・近藤紗季(大谷地5)
副将・阿部希信(湊5)
大将・森田亮(向陽6)
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