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6万個の光、街を彩る 冬のイルミネーション点灯始まる 石巻・ヤマサコウショウ

湊地区の夜を鮮やかに彩るイルミネーション

 石巻市吉野町3丁目の水産加工会社「ヤマサコウショウ」の冬のイルミネーションが16日、現地で始まった。来年1月9日まで。

 会社に併設している直営店舗2店を、計約6万個の発光ダイオード(LED)で装飾した。今年はクリスマスをイメージしたサンタクロースや雪だるまの明かりも新たに追加。水産加工会社らしく、イルカやサンゴなど海の生き物がモチーフの撮影スポットもある。

 点灯式が現地であり、集まった地域住民や従業員らのカウントダウンに合わせてイルミネーションがスタートした。母親と訪れた同市湊東1丁目の及川新之助ちゃん(4)は点灯式に初めて参加。「(明かりが)ついた時が1番楽しかった」と笑顔で話した。

 会場では甘酒と綿あめを無料で提供。焼き鳥やいわし汁なども販売し、多くの住民らでにぎわった。

 イルミネーションは「街に光を!」を合言葉に、佐々木孝寿社長が2020年に始め、今年で5回目。佐々木社長の長男の彰大総務部課長(28)は「新年を迎えるまでの間、少しでも街を明るく照らしたい。湊地区への恩返しと感謝の気持ちをイルミネーションで伝えたい」と話した。

 点灯は午後4時半~10時。12月8日には「牛タンつくね」など自社製品を特価で販売する感謝祭も開催する。

クリスマスをイメージしたイルミネーションも初めて飾られた

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