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石巻おでん「マップ」、発行へ 提供店に掲載呼びかけ フードツーリズム研究会

マップへの参加を呼びかける平塚部会長(中央)と部会のメンバー

 石巻地方の食品製造会社などでつくる「石巻フードツーリズム研究会」の石巻おでん部会が、同メニューを味わえる飲食店などを紹介するマップの制作に動き出した。石巻市中心部で提供する店をとりまとめ共に普及に取り組もうと、マップ掲載への協力を呼びかけている。

 マップには、石巻市の中心街で石巻おでんを提供する飲食店、レトルト製品を販売する店などを掲載する。おでんシーズン終盤となる来年2月ごろまでの完成を目指す。JR石巻駅、いしのまき元気いちば、石巻商工会議所などで配布し、食べ歩く客を増やすなどして消費拡大につなげる狙い。

 同部会は、地域伝統のぼたん焼きちくわなど練り物をはじめ、水産物、農産物、加工品を具材に使用するものを「石巻おでん」に認定している。味付けや盛り付けは自由。「おでんカレー」や「おでんバーガー」といったアレンジ料理も含まれる。2017年には市内の26事業者を取扱店として認定した。

 平塚隆一郎部会長は「石巻おでんをさらに盛り上げるために、ぜひマップ作りに協力してほしい」と話した。マップへの参加や情報提供は事務局の石巻商工会議所で受け付けている。連絡先は0225(22)0145。

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