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クロマツ、元気に育て 石巻・渡波中生ら植樹1200本 今後、除草活動も

クロマツの苗を植える渡波中の生徒(左)

 石巻市渡波中(生徒286人)の生徒らが16日、保安林に指定されている海岸近くの市有地でクロマツの植樹活動を行った。

 生徒と保護者、市や石巻地区森林組合の職員など約500人が参加。復興工事の資材置き場だった場所に、35~50センチほどに育った苗木1200本を植えた。

 森林組合の職員が手本を示した後、生徒らはスコップで穴を掘って丁寧に植栽していった。1年の鮱名(えびな)雅斗さんは「生まれ育ったまちが緑豊かになるのはうれしい」と話した。

 この日は記念植樹のヤマザクラ3本も植えた。同校は渡波海水浴場の清掃活動を実施するなど、地域の美化活動に取り組んでいる。クロマツが元気に育つよう、生徒らは今後も除草活動などを行う。

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