錦秋のじゅうたん輝く 石巻・零羊崎神社で紅葉見頃
石巻市湊の零羊崎(ひつじざき)神社境内にある「もみじの杜」の紅葉が見頃を迎え、落ちた葉が、訪れた市民の足元をじゅうたんのように埋め尽くしている。
もみじの杜には自生の木を含めてイロハモミジなど約100本が植えられている。22日は風で葉がはらはらと舞う中、赤や黄色の落ち葉で埋まった森を散策し、晩秋の雰囲気を味わう人の姿が見られた。
神社によると、もみじの杜の紅葉は、昨年とほぼ同時期の16~17日ごろに見頃のピークを迎え、この日は「散り始め」。葉が落ち始めたことで日差しが足元に届き、じゅうたんを鮮やかに輝かせている。
今週末までは、木々の紅葉とじゅうたんの両方を楽しめるといい、禰宜(ねぎ)の桜谷靖雄さん(46)は日照の状況をもとに「最も美しくなる時間帯はお昼過ぎから午後2時ごろ」と話す。
じゅうたんは30日ごろまで観賞できる。境内では大イチョウも見頃を迎えている。
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