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マンホール巡る「ポケふた」、県がスタンプラリー 石巻地方に3カ所

石巻市のポケふたには猫をモチーフにしたポケモン「ニャース」や「エネコ」などが描かれている
きょうだいポケモンの兄「ラティオス」が描かれている東松島市のポケふた。妹「ラティアス」のポケふたは角田市にある
海を背景にカモメのキャラクター「キャモメ」が羽ばたく女川町のポケふた

 県は人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクター「ラプラス」などが描かれたマンホール「ポケふた」を巡るスタンプラリーを県内一円で実施している。県と仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会が展開する「2024年秋・冬観光キャンペーン」の一環。ポケふたは石巻地方にも観光施設など3カ所にあり、一定数のスタンプを獲得すると、オリジナルグッズなどが当たる。来年2月まで。

 ポケふたは県内全市町村の計35カ所にある。スタンプラリーは観光周遊を促す狙いで、スマートフォンから専用サイトにアクセスし、位置情報を利用してスタンプを集める仕組み。観光名所や交通機関ごとにポケふた4~5カ所を巡る8ルートを設定した。

 石巻地方では、市役所本庁舎近くの歩道と女川町中心部の商業施設「シーパルピア女川」のポケふたを「三陸海岸ルート」で回る。同ルートでは気仙沼市や南三陸町のリアス海岸や港町の風景を楽しめる。

 伊達家にゆかりのあるスポットなどを巡る「伊達な文化ルート」では、東松島のJR野蒜駅前にあるポケふたを訪ねる。ルートには多賀城市、塩釜市、松島町、七ケ浜町が含まれる。

 スタンプ全35個を集めると「コンプリート賞」に応募でき、抽選で30人にオリジナルトートバッグをプレゼント。1ルート当たり3個以上で応募できる「ルート賞」では、タンブラーと各市町村の特産品詰め合わせが80人に当たる。

 スタンプラリー事務局の県観光戦略課は「世界に1枚だけのポケふたを巡り、秋冬の宮城を堪能してほしい」と話している。三陸海岸と伊達な文化以外のルートは次の通り(市町村名はルート順)。

▽電車で行こう!ルート(仙台市、岩沼市、柴田町、大河原町、白石市)
▽気軽に挑戦!短時間ルート(利府町、富谷市、大和町、大衡村)
▽山も海も!満喫ルート(名取市、亘理町、山元町、角田市、丸森町)
▽山の恵みルート(栗原市、大崎市、色麻町、加美町)
▽原風景ルート(登米市、涌谷町、美里町、大郷町)
▽蔵王の恵みルート(村田町、川崎町、蔵王町、七ケ宿町)

ラプラス+宮城巡り ポケふたスタンプラリー | 宮城県

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