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師走点描 > 餅つき(石巻・蛇田地区)

子どもたちはもち米の手応えを楽しみながらきねを振るった

<児童ら、きね振るう>

 「よいしょー、よいしょー」。子どもたちの元気な掛け声が体育館に響いた。きねと臼を使った昔ながらの餅つき会が11日、石巻市向陽小で開かれた。同市蛇田地区の向陽、蛇田両小と蛇田中の児童生徒計約50人が参加。一足早い正月気分を満喫した。

 子どもたちは臼を目がけてきねを力いっぱい振るった。もち米がまとまっていく手応えを感じ、満足そうな表情に。保護者らが協力し、あんこやきな粉にまぶしたり、のりを巻いたりして調理。親睦を深めながらつきたてを堪能した。

 蛇田小6年の後藤芽蕗(めぶき)さん(11)は「もちもちしておいしそうなので、一生懸命ついた」と話した。

 餅つき会は、同地区の特別支援学級に通う児童、生徒の後援団体「ひまわりの会」の年末恒例行事。布施東吉会長は「子どもたちが元気な姿を見せてくれてよかった」と目を細めた。

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