全国大会へ 石巻・河北ソフトテニスクラブ小学生6選手、挑む 21、22日・埼玉
石巻市の河北ソフトテニスクラブに所属する小学5、6年生計6人が、県代表として21、22日に埼玉県で開催される「KENKO CUP全国ジュニアソフトテニス大会」(全国ジュニアソフトテニス大会実行委員会主催)に出場する。男女のそれぞれ団体戦で大会に臨み、優勝を目指す。6選手に意気込みを聞いた。(相沢春花)
■鈴木悠斗選手(12)=石巻市二俣小6年=
今大会が今年初めての全国大会で「ペアとしっかり話し合いながら戦い、優勝したい」と力を込める。回転数を上げ、弾まないボールで相手を翻弄するカットサーブが武器。体全体を使ったプレーの練習にも励んでいる。「仲間の応援も忘れずに、練習したことを生かしたい」と話す。
■渋谷莉希選手(12)=同市二俣小6年=
夏の全国大会では、相手の取りづらい位置に球を運び、ボレーやスマッシュで攻めた戦い方ができた。技術を着実に身に付け、自信を持った姿で大会に挑む。県代表選手の練習に参加し、自分のレベルアップはもちろん「仲間と勝ち上がっていきたい」という気持ちが徐々に高まってきた。
■木村優花選手(12)=同市二俣小6年=
今年は良しあしを問わず、多くの実戦経験を積むことができた。「学んだことを生かし、ペアとよくコミュニケーションを取り、得点しやすいように仕掛けて行く」と意気込む。全国では勝利の他にも、レベルの高い選手らから技術を吸収することも楽しみにする。「緊張しても笑顔だけは忘れない」と話す。
■佐々木達馬選手(11)=同市大谷地小5年=
昨年も全国大会に出場したが、調子が悪く、思うようなプレーができなかった。「ペアにも迷惑をかけた。今年はみんなと協力しながら優勝したい」と語る。今年はボールのスピードに磨きをかけてきた。「狙ったコースに打ち返し、自分のスマッシュで勝利を決めたい」と意気込む。
■阿部光選手(11)=同市二俣小5年=
劣勢になるほど、集中力がより高まる半面、ペアとの会話が少なくなるのが課題。「ペアと一緒に最後まで諦めないで頑張りたい」と力を込める。強敵ぞろいの中でもストレートで打ち抜き、簡単に球を取らせないのが目標。「強い人たちと打ち合えるのが楽しみ」と語る。
■木村美月選手(10)=同市二俣小5年=
初の大舞台に緊張感が高まっている。これまでの県大会では強い相手サーブが取れず、苦戦を強いられた場面もあった。試合を重ねるにつれ、バックハンドからのショートクロスでサイドラインを攻める球を打つ技術が高まってきたと感じる。「全国では自分の力を出し切りたい」と意気込む。
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