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石巻祥心会施設にクリスマスケーキ 神戸の復興支援団体、今年も

サンタ姿で施設利用者にケーキを渡した岩村代表(右端)

 東日本大震災被災地の復興支援に取り組む社団法人「神戸国際支縁機構」(神戸市)は17日、石巻市門脇の社会福祉法人「石巻祥心会」にクリスマスケーキを贈った。

 機構の活動に賛同する「玉の肌」(東京)の三木晴信社長の寄付金で70個のケーキを用意。このうち27個を祥心会にプレゼントした。

 この日は、機構の岩村義雄代表らが祥心会の障害者支援施設「ひたかみ園」を訪れ、クリスマスより一足早く、利用者らにケーキを手渡した。

 真籠(まごめ)秀樹さん(66)は「みんなで食べます」と笑顔で受け取った。

 祥心会へのケーキの寄贈は13回目で、宍戸義光理事長は「10年以上たっても、私たちを忘れないでいてくれてありがたい」と喜んだ。

 サンタ姿の岩村代表は「ケーキを喜んでくださるのが毎回楽しみ。皆さんと交流できることに感謝している」と話した。

 16、17日は機構の職員5人が同市などを訪れ、老人ホーム利用者や1人暮らしの高齢者などにもケーキをプレゼントした。

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