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屋根組み立て、餅まきも 親子25人がものづくり体験 東松島・千葉工務店

子どもたちが歓声を上げながら餅や菓子を拾った上棟式の体験

 東松島市矢本西市民センターで21日、親子木工教室があり、小学生の親子連れ計25人がかんなやのこぎりを使ったものづくりに触れた。同市矢本の千葉工務店主催。

 同社の大工6人が講師役を担当。のこぎりで丸太を切ったり、木材に電動ドリルで穴を開けてペン立てを作ったりした。小型の屋根の組み立て体験では、完成後に大工が餅をまいて「上棟式」を実施。子どもたちは歓声を上げて餅や菓子を拾った。

 母と参加した矢本東小5年の渡辺よつ葉さん(11)は「初めて丸太を切って疲れた。切った木は家に持ち帰りたい」と話した。

 同社は夏冬の年2回、木工教室を開いている。

 千葉大作代表取締役(40)は「木に触れ合うことがない子どもたちに大工道具や木の風合いを感じてほしい。上棟式もやる機会が減ったので若手大工の研修にもなる」と述べた。

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