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余剰食品持ち寄り、支援へ 東松島市社協に寄付 日本製紙石巻テクノ

社員から集めた食料品を手渡す庄司所長(右)

 日本製紙石巻テクノは昨年12月27日、従業員に募って集めた食料品を東松島市社会福祉協議会に寄付した。

 余った食料品を回収するフードドライブの取り組みを報道で知り、同社の市内在住者でつくる矢本会が初めて企画した。会社で一括して贈ることで、個人で寄付に赴く手間を省いた。

 保存米9箱や精米25キロのほか、菓子や缶詰、ジュースなど衣装ケース約6箱分の食料品が集まった。

 庄司稔東松島営業所長(68)は「個人では少量しか寄付できなくても、会社でまとめて贈れば気後れしない。他の企業にも取り組みが広まればいい」と語った。

 市社協くらし安心サポートセンターの加来尊子所長は「さまざまな食料を頂いた。有効に活用したい」と感謝した。

 食料はセンターの相談利用者ら地域の生活困窮者に提供される。

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